IOTS2012:開催案内

第5回インターネットと運用技術シンポジウムの開催案内です.開催趣旨,会場などを記載しています.

第5回 インターネットと運用技術シンポジウム − クラウド時代におけるオーバーレイによる技術の有機的融合 −

主催:情報処理学会インターネットと運用技術(IOT)研究会

開催趣旨

かつて、コンピュータのプログラミングの研究者は、取り扱いたいメモリ量が増大することを予見して、それまでの技術において扱うことが可能なメモリ空間の制限を超えるために、オーバーレイという技術を開発しました。同様に、ネットワークの研究者も、既に存在するネットワーク構成の上に、より複雑でより高度なサービスが必要になることを予見して、オーバーレイ・ネットワークという技術を開発しました。仮想化の技術も既存のハードウェアの技術の上に新しいハードウェアの技術を重ねて使うため、オーバーレイの手法ともいえます。

このように、コンピュータ・ネットワークを取り扱う分野では、既存の技術の上に新しい技術を重ねていくという研究が盛んに行われており、いくつかの研究成果はすでに実際の世界にて利用されはじめています。そのような状況において、既存の技術を用いて運用や研究を行っている研究者、運用者・技術者は、その上に重ねられて構築された新しいサービスがよりよくなるための既存システムの設定項目の調整、新サービスを守るための既存システムでのセキュリティ対策などを、既存サービスや技術における対策方法がわかっていない点もあります。

本シンポジウムでは、既存技術の上に新しい技術を使ってサービスを構築するオーバーレイの手法に対して、既存のネットワークや計算機システムの運用技術や関連する諸問題について、どのような対応をするべきであるかについて議論をすることにより、安全な社会基盤の運用や研究に寄与することを目指します。

テーマ

本シンポジウムでは、以下の内容を取り扱います。

  • オーバーレイネットワークに対応すべきネットワークサービスの構築運用技術
  • 高度なサービス提供を実現する運用管理方針および手順の設計構築手法
  • クラウドコンピューティングを支える仮想化システムの運用管理技術
  • P2P、ファイル共有などの資源共有手法の運用管理技術
  • オーバーレイネットワークを対象としたトラフィック解析、負荷分散技術、IX運用技術
  • 新しい計算機システムの構築運用技術

会場および日程

平成24年12月13日(木曜日)、14日(金曜日)
鹿児島大学 稲盛会館 [郡元キャンパス](鹿児島県鹿児島市郡元1-21-40 〒890-0065)

プログラム委員会

委員長:佐藤聡(筑波大学)
委員:坂下秀(アクタスソフトウェア)、櫻田武嗣(東京農工大学)、中村豊(九州工業大学)、西村浩二(広島大学)、松本直人(さくらインターネット研究所)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(岡山大学)

実行委員会

委員長:山之上卓(鹿児島大学)
委員:柏崎礼生(東京芸術大学:展示担当)、村上登志男(学習院大学)

第5回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)プログラム

参加申し込み

以下のページよりお申込みをお願いします。

http://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-IOTS2012.html

また、13日夜に懇親会を企画しております。懇親会の参加申し込みは以下のページにてお願いします。

http://iot.ipsj.or.jp/aboutus/social-apply

会場

鹿児島大学稲盛会館(郡元キャンパス:〒890-8580 鹿児島市郡元1丁目21番24号)アクセスはこちら(鹿児島大学)を参考にして下さい。

プログラム

※一般セッションの1件あたりの発表時間は20分、質疑応答は5分です。

12月13日(木)

09:30-17:30 企業展示 ※時刻は仮の予定です

09:30-09:45 オープニング

09:45-11:00 セッション1:セキュリティ (座長:西村浩二(広島大学))
ブロック暗号アルゴリズムCLEFIAの11段96階差分攻撃の高速化
五十嵐 保隆(鹿児島大),金子 敏信(東京理科大),橋口 陽介,江口 悠,末吉 隆太郎,村井 貴広,福島 誠治,八野 知博(鹿児島大)
milter managerによる低配送遅延を目指したspam対策メールサーバの設計とその運用結果
金髙 一,松井 一乃,池部 実,吉田 和幸(大分大)
迷惑メール判定精度向上のためのメッセージ中URLのドメイン登録日検索システム
松岡 政之,山井 成良,岡山 聖彦,河野 圭太(岡山大),中村 素典(国立情報学研),民田 雅人(日本レジストリサービス)

11:15-12:05 セッション2:情報教育 (座長:久保田真一郎(熊本大学))
教科「情報」の履修状況と情報リテラシに関する大学新入生の状況 — 平成24年度京都大学新入生アンケートの結果から —
森 幹彦,平岡 斉士,上田 浩,喜多 一,竹尾 賢一,植木 徹,石井 良和,外村孝一郎,徳平 省一(京大)
プライベートクラウド環境を利用したICT人材育成への取り組み
黒田 久泰,甲斐 博,藤田 欣裕,小林 真也(愛媛大)

12:05-12:30 出展企業紹介

12:30-14:00 昼休み
この時間を利用して積極的に企業展示をご覧になって下さい。

14:00-15:15 セッション:3 情報基盤 (座長:安東孝二((株)mohka))
教育用計算機システムにおけるエージェント方式によるデュアルブート端末管理
丸山 一貴,関谷 貴之(東大),妹川 竜雄,和田 佳久(キヤノンITソリューションズ)
ネットブートとデスクトップ仮想化を採用した京都大学の教育用端末系の構築:TCO削減を目指して
上田 浩,喜多 一,森 幹彦,石井 良和,外村 孝一郎,植木 徹(京大),上原 哲太郎(NPO 情報セキュリティ研究所),梶田 将司(京大)
夜間自動縮退による新潟大学コンピュータシステムの省エネルギー運用
浜元 信州(群馬大),三河 賢治,青山 茂義(新潟大)

15:30-16:20 セッション4: 認証 (座長:桝田秀夫(京都工芸繊維大学))
アクセス管理フェデレーションに基づいた複数のSAML対応ミドルウェアを使用した学術コンテンツのための共有サービスの開発
伊藤 智博,立花 和宏,奥山 澄雄,高野 勝美,田島 靖久,吉田 浩司,仁科 辰夫(山形大)
一般カードを用いた認証システムにおけるハッシュ関数を用いたPINコード生成方式
清水 さや子(京大/東京海洋大),岡部 寿男(京大),吉田 次郎,戸田 勝善(東京海洋大)

16:35-17:35 セッション5:招待講 (座長:山之上卓(鹿児島大学))
VXLAN/vPath ダイナミック・バーチャルアウェア・オペレーション
土屋 師子生(シスコシステムズ)

12月14日(金)

09:00-16:00 企業展示 ※時刻は仮の予定です

09:00-10:15 セッション6:クラウド (座長:鈴木聡(高エネルギー加速器研究機構))
オーバレイネットワーク上に構築した安否確認システムの有効性に関する実験的評価
田丸 純,阿部 紘一,島 和之,前田 香織(広島市大)
P2Pファイル共有ネットワークを利用したフラッシュクラウド耐性のある協調型負荷分散手法
岡本 大樹,岡部 寿男(京大)
スモールスタートで始める大学の仮想化基盤の構築と運用の実情
柏崎 礼生(大阪大)

10:30-11:20 セッション7:運用管理 (座長:柏崎礼生(大阪大学))
大規模クラウドにおけるIaaS向けVM作成手順削減方式
金子 聡,中島 淳,坂下 幸徳(日立)
障害予測における最適な障害回避手段の提示法
加藤 裕,敷田 幹文(北陸先端大)

12:30-14:00 昼休み
この時間を利用して積極的に企業展示をご覧になって下さい。

13:00-15:00 セッション8:招待講演 (座長:松本直人(さくらインターネット(株)))
NVGREの技術とその動向小宮 崇博(ブロケードコミュニケーションズシステムズ)VXLANの実際と今後の期待小松 康二(ヴイエムウェア)

15:15-16:15 セッション9:パネル討論
ネットワーク仮想化技術と運用課題の来年を占う
コーディネーター
川村 聖一(NECビッグローブ株式会社/JANOG)
パネリスト
土屋 師子生(シスコシステムズ)
小宮 崇博(ブロケードコミュニケーションズシステムズ)
小松 康二(ヴイエムウェア)

16:15-16:30 クロージング

第5回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)協賛企業一覧

— カテゴリ: シンポジウム

第5回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)に協賛してくださった企業の一覧です

このページでは、協賛いただいた企業さまを紹介します (順不同)。

展示企業および展示概要

  1. 株式会社 CO-CONV (シー・オー・コンヴ) http://www.co-conv.jp CO-CONV製品を活用した端末環境の構成例
    ・ネットブート環境・VDI 環境などを組み合わせた端末環境が求められている中、CO-CONV 製品 (研究中・開発中のものも含む) をどのように活用できるかご紹介します。
  2. メルーネットワークス株式会社 http://www.merunetworks.co.jp メルーネットワークスによるキャンパス無線 LAN
    ・無線 LAN 機器、BYOD 向けソリューションの展示
  3. 株式会社ネットマークス http://www.netmarks.co.jp プライベートクラウド環境を活用した VDI&BYOD ソリューション
    ・学内やデータセンターなどのプライベートクラウド環境に大学 ICT 基盤を一元化し、仮想化技術を用いていつでも、どこでも、どんな端末でもセキュアに接続して新たな学生情報サービスを提供する VDI&BYOD ソリューションを、導入事例を含めてご紹介致します。
  4. コンピュータ・ハイテック株式会社 http://www.teamfile.com/ WebDAV を利用したオンラインストレージサーバソフト「チームファイル」
    ・Mac から Win の文字化けを解消! 異種プラットフォーム間でスムーズにファイル交換が行えます。
  5. 株式会社トランスウエア http://www.transware.co.jp シボレス認証にも対応した文教向け Web メール、日本のメール環境に適したアンチスパムのご紹介
    ・豊富な導入実績を持ちシボレス認証にも対応、スマートフォンからも快適に利用できる文教向け Web メールのスタンダード「Active! mail」、Active! mail のオプション機能として Web サーバー上でのファイルの管理やメールに添付せずファイルの受け渡しを可能にする「ファイル管理拡張オプション」、日本語スパムメールにも威力を発揮するアンチスパム「Active! hunter」などの展示を行ないます。
  6. 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp タブレット事業支援システム
    ・各種モバイルデバイスにも対応した最新の授業支援システムなど、教育の質と利用者の利便性向上を両立させるソリューションをご紹介致します。
  7. 株式会社アルファシステムズ http://www.alpha.co.jp パソコン運用システム『V-Boot』、授業支援システム『V-Class』
    ・多台数のパソコンを運用するデュアルブート対応のパソコン運用システム『V-Boot』とWindows/Linux/MAC対応の授業支援システム『V-Class』のデモの展示を行います。
    ・<V-Boot> 仮想化技術を駆使して多様な OS に対応しており、イメージを HDD に全てキャッシュするクローニング方式の特徴と、ネットワーク経由でイメージを配信するネットワークブート方式の特徴を併せ持った“ハイブリッド型パソコン運用システム”。
    ・<V-Class> 必要最小限の機能のみを実装して低価格を実現した、Windows / Linux / Mac 対応の“マルチ OS 対応授業支援ソフトウェア”。
  8. ディーリンクジャパン株式会社 http://dlink-jp.com D-Link Smart Green Wi-Fi & Ethernet (柔軟でセキュアな無線 LAN ネットワーク構築)
    ・節電機能を重視したネットワーク設計とスマートフォンを中心としたビジネス利用が急速に広がってきており、また、セキュアな無線 LAN の導入が急務な課題となっています。D-Link では柔軟なネットワークソリューションが提供できる新製品を展示いたします。
  9. A10 ネットワーク株式会社 http://www.a10networks.co.jp A10 ネットワークス クラウド・仮想化ソリューション
    ・A10 ネットワークスブースでは、コストパフォーマンスに優れたアプリケーションプラットフォーム・ロードバランサ製品『AX シリーズ』の中から、様々な仮想化環境に合わせて柔軟に構成可能な AX 仮想化ソリューションをご紹介します。
  10. ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社 http://www.brocadejapan.com イーサネット・ファブリック対応「Brocade VDX シリーズのご紹介」
    ・ブロケードは、オープンな標準規格に基づく技術により、クラウドに最適化されたエンド・トゥ・エンドのネットワーク・ソリューションを提供しています。展示コーナーでは、仮想化データセンターやクラウド環境をささえるイーサネット・ファブリック対応「Brocade VDX シリーズ」を展示いたします。製品ラインナップも拡充し、国内ですでに 150 件以上の導入実績を持つ「Brocade VDX シリーズ」の最新情報をご紹介します。ぜひお立ち寄りください。
  11. アライドテレシス株式会社 http://www.allied-telesis.co.jp アライドテレシス ネットワークソリューションのご紹介
    ・SwitchBlade x908 と CentreCOM x900 / x600 シリーズは、VCS、EPSR といった機能により、シンプルなネットワーク冗長を提供致します。また、FW 5.3.4 のリリースに伴い VCS-FF をサポート。Simple & Easy network solution 構想はそのままに可用性・耐久性が向上しフェイルオーバータイムが従来の VCS に比べ大幅に短縮されました。
  12. パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 http://is-c.panasonic.co.jp 「ストレージ仮想化」と「IO 仮想化」先進技術のご紹介
    ・ストレージ仮想化ソリューション 3PAR と、PCI Express による IO 仮想化先進技術をご紹介します。
    ・高機能ネットワークカメラを活用した、これまでにない“安価”で“手間要らず”の授業配信システムをデモによりご紹介します。
  13. ジュニパーネットワークス株式会社 http://www.juniper.net/jp/jp/ 最新キャンパス向け無線 LAN ソリューション〜シンプル・コネクト〜
    ・マルチデバイス環境での有線無線接続が求められる中、有線環境並の高速性、安定性および安全性が無線接続環境にも求めれられています。本ブースでは、シンプルでセキュアな有線/無線接続環境を提供し、ユーザー / デバイス / アプリケーションのレベルで“見える化”し、制御できるジュニパーの「シンプル・コネクト」ネットワークソリューションをご紹介します。
  14. ディープソフト株式会社 http://www.deepsoft.co.jp 誤送信対策製品なのに大学で導入実績がある。大容量ファイル送信システムとして『DEEPAnchor』を使うメリットとは?
    ・今春 Enterprise 市場向けに投入した誤送信対策製品『DEEPAnchor』が大学での導入実績を増やしています。大容量ファイル送信システムとして利用するメリットとは何なのか? を簡単にご説明させていただきます。また、従来の DEEPMail や SaaS 型サービスのご案内もさせていただきますので、無償ホスティングには踏み切れないというご担当者様はぜひお立ち寄りください。
  15. 日立電線株式会社 http://www.hitachi-cable.co.jp 無線端末のユーザ管理システムのご紹介
    ・急増するスマートフォンやタブレット端末の学内 LAN へのアクセス要求に対し、いかにセキュリティを担保し、かつ運用負荷を低減できるか、これを解決するユーザ管理システム: Account@Adapter と APRESIA のセキュリティソリューションをご紹介いたします。また、APRESIA が志向するデータセンターソリューションも合わせて展示致します。
  16. ジェイズ・コミュニケーション株式会社 http://jscom.jp Ruckus Wireless Smart Wi-Fi ソリューションの展示・説明・デモ
    ・Rukus Wireless は業界最先端の無線技術を発明し、55 以上の特許を取得しております。この技術により信号パターンをリアルタイムに制御、最適経路を選択する事により無線 LAN のカバレッジエリアを広げると共にパフォーマンスも向上します。今回の展示では実機を使用してその機能を体感頂けます。
  17. シスコシステムズ合同会社 http://www.cisco.com/web/JP/index.html シスコ SDN / onePK デモおよび無線 LAN ソリューション
    ・Cisco の SDN 戦略の 1 つである IOS にプログラマビリティを提供する onePK の API を用いたデモアプリケーションの展示と、シスコの無線 LAN ソリューションのデモをご覧いただけます。
  18. アラクサラネットワークス株式会社 http://www.alaxala.com これからの情報セキュリティ対策「セキュア仮想ネットワーク」
    ・組織や役割に応じてネットワークを仮想的に分離する事で高度なセキュリティをシンプルに実現出来る「セキュア仮想ネットワーク」のデモ実演

第5回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)論文募集(planetext UTF8版)

  cfp0814.txt  — Plain Text, 4Kb

ファイルコンテンツ

    第5回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)
      - クラウド時代におけるオーバーレイによる技術の有機的融合 -
                          論文募集のご案内
           http://iot.ipsj.or.jp/iots/2012


日時:平成24年12月13日(木)・14日(金)
会場:鹿児島大学 稲盛会館 (鹿児島県鹿児島市郡元1-21-40)
主催:情報処理学会インターネットと運用技術(IOT)研究会

開催趣旨

かつて、コンピュータのプログラミングの研究者は、取り扱いたい
メモリ量
が増大することを予見して、それまでの技術において扱う
ことが可能なメモ
リ空間の制限を超えるために、オーバーレイとい
う技術を開発しました。同
様に、ネットワークの研究者も、既に存
在するネットワーク構成の上に、よ
り複雑でより高度なサービスが
必要になることを予見して、オーバーレイ・
ネットワークという技
術を開発しました。仮想化の技術も既存のハードウェ
アの技術の上に新しいハードウェアの技術を重ねて使うため、オーバーレイ
の手
法ともいえます。



このように、コンピュータ・ネットワークを取り扱う分野では、既
存の技術
の上に新しい技術を重ねていくという研究が盛んに行われ
ており、いくつか
の研究成果はすでに実際の世界にて利用されはじ
めています。そのような状
況において、既存の技術を用いて運用や
研究を行っている研究者、運用者・
技術者は、その上に重ねられて
構築された新しいサービスがよりよくなるた
めの既存システムの設
定項目の調整、新サービスを守るための既存システム
でのセキュリ
ティ対策などを、既存サービスや技術における対策方法がわかっ
て
いない点もあります。



本シンポジウムでは、既存技術の上に新しい技術を使ってサービス
を構築す
るオーバーレイの手法に対して、既存のネットワークや計
算機システムの運
用技術や関連する諸問題について、どのような対
応をするべきであるかにつ
いて議論をすることにより、安全な社会
基盤の運用や研究に寄与することを
目指します。




論文募集分野



本シンポジウムの対象分野は以下の様に予定していますので、募集時の参考
と
して下さい。なお、必ずしもこれに限定されるものではありません。また、

学術的な研究論文に限らず、事例報告や問題提起などの論文も歓迎します。



  1. オーバーレイネットワークに対応すべきネットワークサービス
の構築
     運用技術

  2. 高度なサービス提供を実現する運用管理方針および手順の設計
構築
     手法

  3. クラウドコンピューティングを支える仮想化システムの運用管
理技術

  4. P2P、ファイル共有などの資源共有手法の運用管理技術

  5. オーバーレイネットワークを対象としたトラフィック解析、負
荷分散
     技術、IX運用技術

  6. 新しい計算機システムの構築運用技術


投稿方法




本シンポジウムの執筆要領は情報処理学会の「研究報告原稿(PDFファイル)
の作成」に準拠します(A4縦、2カラム)。ページ数は8ページ以内とします。
スタイルファイル、テンプレートファイルは学会指定のものを利用して下さ
い。なお、カメラレディ提出後に印刷会社にてヘッダを本シンポジウム用に
書き換えますので、著者にて変更は不要です。



論文投稿についてはEasyChairを利用します。詳しい方法については、以下の
ページをご参照下さい。


     http://iot.ipsj.or.jp/iots/2012/cfp

スケジュール

論文募集終了                      平成24年9月13日(木) 

採否通知                          平成24年10月18日(木)(予定)

最終原稿(カメラレディ)受付終了  平成24年11月15日(木)(予定)


表彰



本シンポジウムでは、優秀な発表に対する表彰制度を設けております。詳細
はシンポジウムホームページでご案内いたします。



照会先



論文投稿に関する照会先


    iots2012@ml.iot.ipsj.or.jp


その他に関する照会先


    (社)情報処理学会シンポジウム係
    〒101-00562 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
    E-mail:sig@ipsj.or.jp PHONE:03-3518-8372 FAX:03-3518-8375

第5回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)論文募集

論文投稿の締切日を平成24年9月20日(木)に延長しました! シンポジウムへの論文募集について説明しているページです。

第5回インターネットと運用技術シンポジウム 論文募集

開催趣旨
かつて、コンピュータのプログラミングの研究者は、取り扱いたいメモリ量が増大することを予見して、それまでの技術において扱うことが可能なメモリ空間の制限を超えるために、オーバーレイという技術を開発しました。同様に、ネットワークの研究者も、既に存在するネットワーク構成の上に、より複雑でより高度なサービスが必要になることを予見して、オーバーレイ・ネットワークという技術を開発しました。仮想化の技術も既存のハードウェアの技術の上に新しいハードウェアの技術を重ねて使うため、オーバーレイの手法ともいえます。

このように、コンピュータ・ネットワークを取り扱う分野では、既存の技術の上に新しい技術を重ねていくという研究が盛んに行われており、いくつかの研究成果はすでに実際の世界にて利用されはじめています。そのような状況において、既存の技術を用いて運用や研究を行っている研究者、運用者・技術者は、その上に重ねられて構築された新しいサービスがよりよくなるための既存システムの設定項目の調整、新サービスを守るための既存システムでのセキュリティ対策などを、既存サービスや技術における対策方法がわかっていない点もあります。

本シンポジウムでは、既存技術の上に新しい技術を使ってサービスを構築するオーバーレイの手法に対して、既存のネットワークや計算機システムの運用技術や関連する諸問題について、どのような対応をするべきであるかについて議論をすることにより、安全な社会基盤の運用や研究に寄与することを目指します。

論文募集分野
本シンポジウムの対象分野は以下の様に予定していますので、募集時の参考として下さい。なお、必ずしもこれに限定されるものではありません。また、学術的な研究論文に限らず、事例報告や問題提起などの論文も歓迎します。

  1. オーバーレイネットワークに対応すべきネットワークサービスの構築運用技術
  2. 高度なサービス提供を実現する運用管理方針および手順の設計構築手法
  3. クラウドコンピューティングを支える仮想化システムの運用管理技術
  4. P2P、ファイル共有などの資源共有手法の運用管理技術
  5. オーバーレイネットワークを対象としたトラフィック解析、負荷分散技術、IX 運用技術
  6. 新しい計算機システムの構築運用技術

投稿フォーマット
本シンポジウムの執筆要領は情報処理学会の 「研究報告原稿(PDFファイル)作成について」 に準拠します(A4縦、2カラム)。ページ数は8ページ以内とします。スタイルファイル、テンプレートファイルは学会指定のものを利用して下さい。なお、カメラレディ提出時にはヘッダを書きかていただきますのでご容赦ください。

投稿方法
インターネットと運用技術シンポジウムでは、論文投稿およびその査読をスムーズに行うためにEasyChairを利用しております。これはIOT研究会とゆかりの深いSAINTでも利用されています。

以下に投稿の仕方について説明します。

  1. https://www.easychair.org/conferences/?conf=iots2012 にアクセスします。
  2. 既にアカウントがある場合には、そのアカウントでログインして下さい。アカウントがない場合にはアカウントを作成して下さい。
  3. 「New Submission for IOTS 2012」というページが論文投稿用のページです。
    ・情報の入力においては、論文が日本語で記載している場合には漢字等で記載して下さい。英語のの場合には英語を入力して下さい。
    ・第一著者の情報を「Author 1」のところに記入して下さい。以下、第二著者の情報は、「Author 2」のところに記入して下さい。連絡担当者を1名以上選び、その著者の欄の「Corresponding author」のチェックボックスを選択して下さい。
    ・著者の姓を「Last name」のところに、著者の名を「First name」のところに入力して下さい。電子メールを「Email」のところのに入力して下さい。著者の国等を「Country」から選択して下さい。また著者の組織名を「Organization」に入力して下さい。以上が著者の情報での必須項目です。
    ・論文の題目を「Title」の部分に入力して下さい。また、論文の概要を「Abstract」に入力して下さい。
    ・論文のキーワードを「Keyword」の部分に3つ入力して下さい。
    ・投稿したい論文(PDF形式)をPaperの部分の横のボタンをクリックして表示されるダイアログボックス内で選択して下さい。
    ・以上すべてがおわりましたら、Submitボタンを押して下さい。
  4. 確認ページが表示されましたら、投稿は完了しています。入力項目に不足していると、訂正を求められますので指示に従って下さい。
  5. 受領確認のメールが著者の電子メールアドレス宛てに届きます。

スケジュール

論文募集終了
平成24年9月13日(木) 平成24年9月20日(木)
採否通知
平成24年10月18日(木)(予定)
最終原稿(カメラレディ)受付終了
平成24年11月15日(木)(予定)
表彰
本シンポジウムでは、優秀な発表に対する表彰制度を設けております。詳細は後日こちらにてお知らせします。

照会先
論文投稿に関する照会先
iots2012-at-ml.iot.ipsj.or.jp (-at- を@に置き換えて下さい)
その他に関する照会先
(社) 情報処理学会シンポジウム係 
〒101-00562 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
E-mail:sig-at-ipsj.or.jp (-at- を@に置き換えて下さい) PHONE:03-3518-8372 FAX:03-3518-8375

[論文募集(PDF版)][論文募集(planetext UTF8版)]

第5回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)企業展示・協賛募集

受付を終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。(2012/10/16)

平成24 年9 月12 日

インターネット・情報システム関連企業各位

インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)

実行委員長    山之上 卓(鹿児島大学)

プログラム委員長    佐藤       聡(筑波大学)

第5 回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)- クラウド時代におけるオーバーレイによる技術の有機的融合-シンポジウムへの協賛のお願い

 拝啓 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は学会活動に際し格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。情報処理学会インターネットと運用技術研究会(以下、IOT) は、インターネットの基盤を支える各種技術および情報システムの運用に関する理論と事例・ベストプラクティス、ネットワークアプリケーションや応用事例、組織における業務のIT 化とその統制、さらにネットワーク社会のさまざまな現象やその社会科学的考察といった幅広い内容の研究、技術の発展および普及、ならびに研究者、技術者相互の連絡および協力を促進することを目的として活動しています。

 IOT ではこのたび、第5 回となるインターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012) を次のようなテーマで開催いたします。

 かつて、コンピュータのプログラミングの研究者は、取り扱いたいメモリ量が増大することを予見して、それまでの技術において扱うことが可能なメモリ空間の制限を超えるために、オーバーレイという技術を開発しました。同様に、ネットワークの研究者も、既に存在するネットワーク構成の上に、より複雑でより高度なサービスが必要になることを予見して、オーバーレイ・ネットワークという技術を開発しました。仮想化の技術も既存のハードウェアの技術の上に新しいハードウェアの技術を重ねて使うため、オーバーレイの手法ともいえます。

 このように、コンピュータ・ネットワークを取り扱う分野では、既存の技術の上に新しい技術を重ねていくという研究が盛んに行われており、いくつかの研究成果はすでに実際の世界にて利用されはじめています。そのような状況において、既存の技術を用いて運用や研究を行っている研究者、運用者・技術者は、その上に重ねられて構築された新しいサービスがよりよくなるための既存システムの設定項目の調整、新サービスを守るための既存システムでのセキュリティ対策などを、既存サービスや技術における対策方法がわかっていない点もあります。

 本シンポジウムでは、既存技術の上に新しい技術を使ってサービスを構築するオーバーレイの手法に対して、既存のネットワークや計算機システムの運用技術や関連する諸問題について、どのような対応をするべきであるかについて議論をすることにより、安全な社会基盤の運用や研究に寄与することを目指します。

 本シンポジウムは、サイバー社会の基盤たるインターネットと情報システムの運用技術に関する貴重な研究発表の場として、実務に携わる多くの研究者・技術者の参加が見込まれます。本シンポジウムに、是非貴社のご協賛をお願いしたく存じます。詳細につきましては以下をご参照下さい。

 ご協力のほどよろしくお願いいたします

敬具

開催概要

名称:インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2012)

主催:情報処理学会インターネットと運用技術研究会(IOT)

後援:電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ(IA) 研究会

日時:平成24 年12 月13 日(木)・14 日(金)

会場:鹿児島大学稲盛会館[郡元キャンパス] (鹿児島県鹿児島市郡元1-21-40  〒890-0065)

発表:件数約20 件(予定。招待講演を除く)

参加人員:約100 名(予定)

詳しくはIOTS2012 ホームページ(http://iot.ipsj.or.p/iots/2012) をご覧ください。

協賛概要

【期間中の企業展示】: 1 社7 万円、16 社程度を予定

シンポジウム会場に隣接した企業展示会場において、期間中展示を行って頂けます。1 社あたりの展示スペースは約1.8m 四方で、パネル、机と椅子をお貸し出しいたします。展示に必要な商用電源および有線LAN 環境(インターネットアクセス可能) がご利用いただけます(容量等は事前にご相談ください)。1 日目には参加者に展示内容をご紹介いただく時間(1 社1 分程度) を設けます。
また、自動スライドショー(15 秒以内) 形式のパワーポイント資料をご用意いただけますと、シンポジウム会場内で休憩時間等に投影いたします(投影順、回数はご一任ください)。展示期間は1日目10:00~18:00、2 日目10:00~15:00 を予定しています。

【パンフレット等の配布】:1 口2 万円

当日、出展されない企業様向けです。企業展示会場内にパンフレット等を陳列する専用台を設置し、参加者が自由に閲覧・持ち帰りできることを案内いたします。パンフレットはA4 サイズ以内、1 口あたり2 つまでとします。試用版CD/DVD-ROM、ノベルティなども1 つとして扱います。ただし、角2 サイズ以内の封筒にあらかじめ複数のパンフレットやノベルティなどを封入したものは、1 つとして扱います。

なお、協賛いただいた企業・団体様の名称はIOTS2012 ホームページ内に掲載し、ご指定のページにリンクを設定させていただきます。

協賛申込〆切: 平成24 年10 月1 日(月)

※申し込み数に達し次第締め切らせていただきます。

本件に関するご質問・お問合せは、以下までお願いいたします。

問い合わせ先IOTS2012 実行委員会iots2012@ml.iot.ipsj.or.jp