2021 年度第 3 回 (IOT 通算第 55 回) 研究会プログラム

IOT55は情報処理学会インターネットと運用技術研究会 (IOT)主催の研究会です。

トピック

インターネット、システム運用技術、管理システム、情報倫理教育,一般

日程

2021 年 9 月 6 日 (月) 9:45

開催場所

原則オンライン開催となります。

参加するには、情報処理学会の以下のマイページで登録が必要です。登録は当日でもできます。
非会員の方も、マイページの開設が必要になります。
情報処理学会「マイページ」
利用方法: https://www.ipsj.or.jp/member/mypage_index.html
ログイン: https://www.ipsj.or.jp/mypage2.html
申込方法の詳細については、「イベントへ参加申込される方へ」(https://www.ipsj.or.jp/member/event_moshikomi.html)をご覧ください。

情報処理学会「マイページ」へログイン後、「会員メニュー」の「イベント一覧・申込」から、「第55回インターネットと運用技術研究発表会」を選択してお申し込みください。参加費のお支払いは、マイページ経由となります。

参加種別費 用
IOT研究会登録会員0円
ジュニア会員0円
情報処理学会名誉会員、正会員、賛助会員1,500円
情報処理学会学生会員500円
非会員(一般)2,500円
非会員(学生)1,000円

Time Table

9/6 (Mon) 8/20更新

時間セッション
9:45 – 10:00オープニング
10:00 – 11:15IOTセッション1:ネットワーク
11:30 – 12:20IOTセッション2:運用管理、サーバ
14:00 – 14:50IOTセッション3:RDM、シミュレーション
15:00 – 16:00SPT企画セッション:招待講演1
16:00 – 17:00SPT企画セッション:招待講演2
17:00 – 17:15クロージング
17:15 – エクスカーション

9/6(月) 19:00より,Zoomを用いたオンラインでの情報交換会を実施予定です。

一般講演は、1 件あたり 25 分 (発表 20 分 + 質疑 5 分) です。◯:登壇者、◎:学生登壇者

オープニング

IOTセッション1(10:00 – 11:15) :ネットワーク
座長:土屋 英亮 (電気通信大学)

  1. 10:00- ネットワーク構成情報の設計仕様に基づくネットワーク機器設定手順の自動生成方法に関する検討
    ◎新井 凪, 鈴木 彦文, 小形 真平, 岡野 浩三 (信州大学)
  2. 10:25- エリアラベルを用いた分散型SDN・HARPモデルでのルーティング手法の提案
    ◎津田 英明, 今泉 貴史 (千葉大学)
  3. 10:50- マイクロブログ型SNSにおけるスパムボットの検知とスパムの属性判別手法の提案
    ◎上野 駿介, 今泉 貴史 (千葉大学)

IOTセッション2(11:30 – 12:20):運用管理、サーバ
座長:一井 信吾 (高エネルギー加速器研究機構)

  1. 11:30- Qualitative and quantitative performance evaluations of relatively inexpensive storage products (3)
    ○Kashiwazaki Hiroki (National Institute of Informatics)
  2. 11:55- 時系列DBを利用した無線基地局およびクライアント統計情報の継続的な収集と可視化
    ○石原 知洋, 関谷 勇司 (東京大学)

IOTセッション3(14:00 – 14:50) :RDM、シミュレーション
座長:竹房 あつ子 (国立情報学研究所)

  1. 14:00- 実社会における施設内密集度評価のためのシミュレーション構築
    ◎加藤 悠宇汰, 大場 春佳, 水野 信也 (静岡理工科大学)
  2. 14:25- 組織的RDM支援サービスのためのエンタープライズアーキテクチャの検討
    ○青木 学聡 (名古屋大学)

SPT企画セッション(15:00 – 16:00):招待講演1 (座長:猪俣敦夫 (大阪大学))

  1. [招待講演] ユーザブルセキュリティ・プライバシー研究の可能性 
    長谷川 彩子 (NTT人間情報研究所)

概要 高度なICT技術が実システムに導入される一方で,それら技術の意図とユーザの認識・行動との間に齟齬があることが技術誤用の要因や技術普及の阻害要因となっている.ユーザブルセキュリティ・プライバシーと呼ばれる研究分野では,ICT技術のセキュリティ・プライバシー側面に対するユーザの認識・行動を理解してその知見を実システムに反映する研究が行われている.当該研究分野は,セキュリティ・プライバシーの最難関国際会議における採択本数が増加するなど,その重要性が認識され存在感が増している.本講演では,当該研究分野の概要を紹介し,当該研究分野の技術が実システムや実社会を改善する可能性について議論する.また,講演者のこれまでの研究事例を通じて,当該研究分野の方法論を紹介する.具体的には,オンラインアカウントに対するユーザのプライバシー認識,およびフィッシング攻撃に対するユーザのセキュリティ行動に関する研究事例を取り上げる.

SPT企画セッション(16:00 – 17:00):招待講演2 (座長:猪俣敦夫 (大阪大学))

  1. [招待講演] フェイクニュース、ディスインフォメーション規制の法的動向
    湯淺 墾道 (明治大学)

概要 フェイクニュースの意図的な発信・伝播や、それを利用した世論誘導・選挙介入が世界的に問題になっている。また政治的意図にとどまらず、さまざまな意図により真正でないデータを発信・伝播する行為が問題化しており、「フェイク」対策は情報セキュリティ・サイバーセキュリティの大きな課題になりつつある。これに対する各国のアプローチはさまざまであり、フェイク生成・伝播に利用されるAIをどのように規制するかも含めて、法規制の動向について紹介する。

クロージング(17:00-17:15) 

  • IOT主査 + SPT


エクスカーション(17:15 – )

  • IOT研究会企画 嶋田 創 先生 (名古屋大学) によるスパコン紹介