情報処理学会インターネットと運用技術 (IOT) 研究会では,以下の要領で第18回インターネットと運用技術シンポジウムを開催いたします.今回のシンポジウムのテーマは,未知の世界に挑むネットワーク運用管理技術です.
シンポジウムの趣旨
日本においてインターネットが一般に普及しはじめてから,すでに30年ほど経過している.この間,運用技術も様々な進歩を遂げてはきたものの,何らかの異常によってネットワークが停止したり,動作が不安定となったりして管理者が対策に汗をかくという点は,過去も現在も同じである.
このような不安定性をもたらす要因の1つは,我々がしばしば未知の状況に出会うことであろう.ネットワーク機器がバグによって“unexpected”な動作を行ったり,今まで知られていなかった“unknown”な攻撃が出現したりすることによって,ネットワークは容易に動作を停止したり,異常な動作を行ったりする.このような未知の状況に対して,ネットワーク管理者が経験的知識の蓄積によって対抗するのは,やはり限界がある.
そこで,今回のシンポジウムでは,こういった未知の状況に対しても,自動的,システム的に対応することを目指したネットワーク運用管理技術について報告・議論し,今後の研究開発の発展に寄与することを目的としたい.
論文募集分野
- システム運用・管理・監視・制御のための技術
- システムの障害対応の技術
- システム運用管理における人材教育
- その他、システムの運用管理・ICTに関する話題
本シンポジウムでは,上記のようなトピックを対象としますが,必ずしもこれらに限定するものではありません.
日程・会場
シンポジウム開催日程
- 2025年12月11日(木) ~ 12月12日(金)
会場
- アートホテル宮崎スカイタワー(〒880-0812 宮崎市高千穂通2-1-26)およびオンライン (ハイブリッド)
- ※ 発表者は原則オンサイト参加の必要があります
募集案内
- 論文募集
シンポジウムにおいてご発表頂ける論文を募集します.論文投稿締切: 2025年8月22日(金)
主催
後援(調整中)
プログラム委員会
委員長: 石橋 勇人 (大阪公立大学)
副委員長: TBA (ポスター担当)
委員: 池部 実 (大分大学),石島 悌 (ACHROMIC.JP),和泉 諭 (仙台高等専門学校),大谷誠 (佐賀大学),大森 幹之 (鳥取大学),小川 康一 (群馬大学),柏崎 礼生 (近畿大学),金子 直矢 (トヨタ自動車),北口 善明 (東京科学大学),久保田 真一郎 (熊本大学),近藤 賢郎 (北海道大学),櫻田 武嗣 (国立情報学研究所),佐藤 聡 (筑波大学),鈴田 伊知郎 (アラクサラネットワークス),土屋 英亮 (電気通信大学),中山 貴夫 (京都女子大学),西村 浩二 (広島大学),林 豊洋 (九州工業大学),林 治尚 (兵庫県立大学),福田 豊 (九州工業大学),藤原 一毅 (国立情報学研究所),桝田 秀夫 (京都工芸繊維大学),三島 和宏 (大阪教育大学),宮下 健輔 (京都女子大学),村井 朋生 (古河ネットワークソリューション),村上 登志男 (学習院大学),山井 成良 (東京農工大学)
実行委員会
委員長(会場・情報交換会担当): 鈴田 伊知郎 (アラクサラネットワークス)
委員(企業展示担当): 近藤 賢郎 (北海道大学),小川 康一 (群馬大学),三島 和宏 (大阪教育大学)
委員(ネットワーク担当): 金子 直矢 (トヨタ自動車),中山 貴夫 (京都女子大学)
照会先
シンポジウムに関する照会先
E-mail: iots2025 -あっと- iot.ipsj.or.jp
(-あっと- は@に置き換えてください)